バーナビ・ラッジ
あぽろん社刊 チャールズ・ディケンズ著/田辺洋子訳
本訳書『バーナビ・ラッジ――八十年の暴動の物語』はペンギン・クラシクス版Charles Dickens, Barnaby Rudge : a Tale of the Riots of ‘Eighty, ed. Gordon Spence (1997) を原典とする。 原作は一八四一年二月十三日から十一月二十七日まで『ハンフリー親方の時計』に四十二週間にわたって連載された。本書では週刊の仕切りを***で示す。連載は第一章と第十二章を除き、各号二章で構成されている。 |
A5判・746頁・ISBN4-87041-549-6 2003年7月20日発行
特別価格 本体4,200円+税
チャールズ・ディケンズ版序文(一八六八年) 主要登場人物 |
第一章 『五月柱亭』 第二章 行きずり 第三章 追い剥ぎ 第四章 『黄金の鍵』 第五章 謎の男 第六章 寡婦の秘密 第七章 ヴァーデン夫人と小間使い 第八章 『丁稚騎士団』 第九章 不寝の番 第十章 賓客 第十一章 剣呑 第十二章 談合 第十三章 ジョーの花束 第十四章 決裂 第十五章 チェスター父子 第十六章 無宿者 第十七章 怨霊 第十八章 宿人 第十九章 遠出 第二十章 エマとドリー 第二十一章 藪の中 第二十二章 帰宅 第二十三章 チェスター氏とヒュー 第二十四章 お次の客 第二十五章 最初で最後 第二十六章 失踪 第二十七章 籠絡 第二十八章 蛇と蛙 第二十九章 謀 第三十章 堪忍負け 第三十一章 出奔 第三十二章 決裂 第三十三章 五年後 第三十四章 善は急げ 第三十五章 出会い頭 第三十六章 地均し 第三十七章 縊り屋デニス 第三十八章 新入り 第三十九章 ゾウとネズミ 第四十章 使嗾 第四十一章 義勇軍 第四十二章 ヘアデール氏の謎 第四十三章 騒擾 第四十四章 塒 第四十五章 消息 第四十六章 決断 第四十七章 一路 第四十八章 邂逅 第四十九章 火蓋 第五十章 アジト 第五十一章 最後通牒 第五十二章 歩哨 第五十三章 煽動 第五十四章 とく聖 第五十五章 警鐘 第五十六章 蘇り 第五十七章 奇襲 第五十八章 収監 第五十九章 拉致 第六十章 叛旗 第六十一章 直訴 第六十二章 囚人と盲人 第六十三章 孤立無援 第六十四章 ニューゲイト炎上 第六十五章 デニス氏の酔狂 第六十六章 危急存亡 第六十七章 絶体絶命 第六十八章 小康 第六十九章 意趣 第七十章 懐柔 第七十一章 救出 第七十二章 覡開眼 第七十三章 恩讐 第七十四章 デニス氏の弁明 第七十五章 直談判 第七十六章 最後の宵 第七十七章 処刑当日 第七十八章 ジョン爺さんと花嫁 第七十九章 復活 第八十章 ミッグズ嬢の愁嘆場 第八十一章 仇敵 |
最終章 訳注 地図 ディケンズ略年譜 付録:オクスフォード版序説抄訳 解説:『バーナビ・ラッジ』における「無言」の語り手 訳者あとがき |